2008年05月19日

恩讐の彼方へ

恩讐の彼方へ

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恩讐の彼方に (下の下のブログの続き)




◆しかし、菊池寛の名作「恩讐の彼方に 」。これはスゴイ。




愛人を寝取った家来に怒り狂い、殺そうとしたが、逆に家来に殺される。女と逃げた家来の下級武士は、旅先でも盗みと殺しを繰り返す修羅の人生。その罪の重さに耐えきれず、のたうち回って悩み苦しみ、出家して禅僧になる。ある時、現在の大分の断崖絶壁の旅路で多くの旅人が事故にあっているのを知り、懺悔の意味で一人でノミを持ってトンネルを掘り始める。




最初の10年は狂った禅僧が掘っていると皆は遠巻きに眺めていたが、こりゃ本気だと協力する。が、いつまで経っても半分にも届かず、皆は諦め、また禅僧一人で掘ることに。一方、父を殺されて青年になった主人の息子は、仇討ちのために全国を放浪。ついに大分でトンネルを掘っている禅僧がその相手と知る・・・・・。が、一人孤高を貫いて、世のため人のために一心不乱に掘っている禅僧を見た息子は・・・・・大感動のクライマックス。




殺人と罪と懺悔と執念の大逆転劇と許しと愛。もの凄い内容。著作権切れで、今は無料で読める。ネット上にもあるはず。




◆これは小説だが、モデルは実在した大分の禅僧「禅海」。調べたら禅宗・曹洞宗のお坊さんだ。俺の家も曹洞宗(でも、なんもしてないが)。青の洞門を掘った人で、動機は断崖で事故に遭っていた旅人を救うため。30年間かけて掘り、完成後は日本初の有料道路として、事業家としても大成功したそうだ。


この「他のすべてを捨て、何かに一点集中で成し遂げた話」を読んでいて、人生の後半生のすべてを経営戦略の教材作成に命を賭けている69歳の竹田先生を思い出し、「恩讐の彼方へ」の新聞連載小説をFAXで送ったら、先生も深く感銘し、なんと本を買ってきて、新作の経営戦略DVDに事例で入れるという。




俺もお役に立ててうれしい。が、実在の禅僧が日本初の有料道路事業家として大儲けした事実は竹田先生が調べてきた。この、最初のルーツを調べる探求心が凄いところだね。俺も真似する。




◆で、流れで作者の「菊池寛」を調べていたら、あの「月刊・文芸春秋」を私費で創刊し、当てて文芸春秋社も35歳で創業し、直木賞や芥川賞も創設。事業家として大成功した。が、その人生は学業挫折や同性愛や麻雀癖や盗作代筆など、滅茶苦茶な部分も多々あり、やはりバカだったのかと、一人大きく肯いた。やはり、バカは偉大だ。菊池寛  菊池寛の作品




その中小起業家・経営者版が「逆転バカ社長/天職発見 」。これも発刊してまもなく4年になるが、ローカル発の無名中小・経営者人物伝では異常な売れ行きで感謝しかない。




正直に言えば、この中に紹介した約50名の起業家のうち、2名は破産、1名が脱税で逮捕、1名が民事再生で再建中。逆に、当時は大したこと無かったが、今は全国的・世界的にも大成功した人や、NOVAの正反対の経営手法で地域一番になったFCC英会話、破産から逆転で年収2000万円を超えるコンサル、その他、人生の浮き沈みが面白い。




成功も失敗もない。良いも悪いも諸行無常。すべては移り変わり、皆、平等な人生があるだけ。因果は巡る。




◆親の失敗で貧乏になり、ハングリーになった子がリベンジ成功する。するとその子はボンボンで2代目はダメで、本人も調子に乗って堕落する。すると孫の代では逆に・・・。代々で見ればそんなカンジだし、一代の人生でも成功と失敗と再起を繰り返すもの。人生とはそんなもんだぜ。今、調子が悪い、鬱屈しているのは、屈伸と同じで飛躍・ジャンプ前の準備運動。伸びきったら靱帯も切れる。それは、今は休めという天の摂理。




いろいろあるのが人生さ。・・・と、悩める小起業家向けに天の摂理の弱者必勝・克己心の経営人生戦略と事例を集め続け、伝え続け、諸行無常で「有恒」(変わらないために変わり続ける)の修行を続けるのが俺の「恩讐の彼方へ」だ。




なかなか書くことに深みが出てきたな。同じテーマだが、何度も何度も考えて書いて話すことで、段々と真理に近づいている気がする。「深く穴を掘れ。穴の直径は自然に広がる」だな。自己満足だが・・・・。




◆自己満足。そう。人生は自己満足だ。願わくば、自己満足の天職で、自分に合った客層に役立ち、お客から「ありがとう!」と言われ、地域の人にも役立つ人生。そんな自己満足の小さな人生」でありたい。いや、ありたいではなく、そうする。そうなると強く念じ、その実現へ情報や知識や智恵を学び、学んだ後は「知行合一」として、知識を行動で示す。




あらゆることをやるには人生は短い。が、何か一つを貫くには、平均80年もある。たった一つ。商品・地域・客層×個性で絞り込めば、俺にもあなたにも、他にない自分だけの「小さな人生★天職成功のルール 」が見つかるはず。いや、はずではなく、必ず見つかる。断言する。




それが人によっては30代であり、60代かも知れない(花開くのは遅いほうが面白い)。しかし、天は見ている。努力を諦めない人には、天は必ずご褒美を与える。「恩讐の彼方へ」に続き、芥川龍之介の「杜氏春」を読んでそう思った。接近戦もいいが、読書は素晴らしい。




◆一度限りの限られた時間で多くの本を読むには、今日11/1午後6時~のこの会 に出れば、普段は数十万円のノウハウが聴けるという。ホントかウソか。それは本人次第。決めるのは自分。何でも自分。俺は量稽古の我流を貫くが・・(笑)。




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目標↑は、無名の頃も原稿を1日100枚書いた宮沢賢治



道元


あなたは偉大な強者。私は弱者。だから客層を「人生逆転を目指す小起業家」に限定し、そのジャンルで私はあなたを越える。いや、目的目標は同じでルートが違うだけか。それが私の天命であり天職。55歳過ぎたら、私も禅僧になる(新たな夢)。が、跳び蹴りは継続。





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Posted by ベンチャー大学の栢野/かやの at 11:05│Comments(0)
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