2008年07月22日

私はソウウツ病

私はソウウツ病

7/26佐賀「新・小さな会社★儲けのルール」最新事例・テレコムOA主催


8/02福岡「営業マンは断る・・」「成功曲線」「小さな会社のままじゃ・」著名コンサル石原明  ↑受付開始。超実力派の経営コンサル。成功哲学で世界一経験。戦略・戦術・マーケも




躁状態(そう)


躁状態とは、気分の異常な高揚が続く状態である。躁状態の初期には、患者は明るく開放的であることもあるが、症状が悪化するとイライラして怒りっぽくなる場合も多い。本人の自覚的には、エネルギーに満ち快いものである場合が多いが、社会的には、種々のトラブルを引き起こすことが多い。DSM-IV-TR による躁状態の診断基準は、以下の症状が3ないし4つ以上みられる状態が1週間以上続き、社会活動や人間関係に著しい障害を生じることである。



  1. 自尊心 の肥大:自分は何でも出来るなどと気が大きくなる
  2. 睡眠欲求の減少:眠らなくてもいつも元気なまま過ごせる
  3. 多弁:一日中喋りまくったり、手当たり次第に色々な人に電話をかけまくる
  4. 観念奔逸:次から次へ新しい考え(思考)が浮かんでくる
  5. 注意散漫:気が散って一つのことに集中できない
  6. 活動の増加:仕事などの活動が増加し、良く動く
  7. 快楽的活動に熱中:クレジットカードやお金を使いまくって買物をする

1)、2)、6)の症状によって事業を起こすなどの行動をとり、ごく例外的に大きな成果をあげることもあるが、たいていは失敗に終わり、負債 を抱えたり社会的信用を失う結果に終わる。3)の症状では電話をかけられる人が迷惑なばかりか、電話で約束したことを本人が忘れていることが多く、患者本人の信用失墜につながる。また、7)の症状は、本人ばかりか家族も巻き込んで後に経済的に苦しむこととなり注意を要する。



■今の俺も1、2、3、4、5、6、で、非常に調子がイイ。昨日も眠りたくなく、今朝も朝4時半に自然に目が覚めた。次ぎから次ぎにやりたいことが出てくる・・というか、湧いてくるというカンジ。毎時間、メモしまくり。本や新聞や雑誌やネット見ると、の連続で切り抜きしまくり。講演も話が止まらない。ブログも書き始めると止まらない。電話はかけていないが、かかってきたり、面談すると、互いに話が止まらない。



が、7は過去の貧乏時代で節約の癖がついている。事務所にいるときは朝も昼も食べないことが多く、まあ、腹は減るのだが時間が惜しく、外食の場合も松屋の一番安い牛丼か、たまの贅沢はショウガ焼き定食。日曜午後の休日も、390円の牧のうどんしか食わない。



ただ、生まれて初めてコンサート(サザン桑田)へ行くなど、多少、金遣いに気がゆるんでいるかも。来年の仕事も次々いただいているからな。毎日が過去最高の状態で、年齢を重ねる事に成長しているのを感じる。特にこの半年の成長に自分でも驚く。人生をリセットした世界一周 の好影響だろう。わからんが・・。



(しかし、注意せねば。数年前の絶好調時、誉められ、煽てられ、その気になり、約1000万円くらい散財した。見栄以外の何ものでもなかった。OOの件。が、これは営業活動の基本と同じだと気づいた。相手を誉め、乗せ、いい気分にし・・・笑)



まあとにかく、仕事柄もあるが、今は見るもの聴くもの会うこと体験することのすべてが、=「この情報は事例はアイツの役に立つ」という、これも素晴らしい動機が善循環しているので、ますます止まらない。



はっきり言えば、今は変な我欲がほとんどなく、まあ、マズロー欲求段階説の目立ちたい自己顕示+自己実現願望は強いのだが、今はその上の自己超越=皆の役に立ちたい=皆ではなく、自分の役立てる客層である小企業・起業・人生逆転系の人に、とにかく「栢野さんのおかげで立ち直った」「元気になった」「ありがとう!」を言われたく・・・そう、「ありがとう!」への欲求が非常に強い。



■しかし、傑作だ!調子のいい社長連中も、ほとんどこの項目を満たしている。



昨日、メールもらった福岡の不動産デベロッパー「ディックスクロキ」の黒木社長。中卒で大工出身で株式上場までしたのだが、彼も睡眠時間は3時間程度で、まあ、多少、中洲でバカ騒ぎし過ぎみたいが、やりたいことが目白押しで寝たくはないだろう。



昨日、手帳を頂いた「ふく鮨本舗の三太郎」蔀社長も、永年の悩みが解決しまくりで、楽しくて仕方ない様子。年商25億でバイト社員入れると1000人近いから、会ってる最中も携帯にトラブルやなんやの電話かかりまくりだが平気。「言志四録」や「朱子学」や境野先生の勉強で、足を知る=君子のことや仁義や志の話で盛り上がり、お互い「成功も失敗も、イイも悪いも全部イイね」で一致。



その友人の元HIS・スカイマークの大野さんも、あれもほとんど躁病だ。その師匠のHIS創業者の澤田さんも、創業期のマンション事務所時代から、「大野君!うちは将来は飛行機も飛ばすし、ホテルも創る。銀行も証券もやるし、共に頑張ろう!」と言われ、「この人は気が狂っている」と大野さんは思ったらしい。が、何度か会ううち、この人は本気で本当にやるかも知れない。で、一緒にやってみようと転職。



その友人のソフトバンク孫正義さんも、30年前の福岡の創業期、リンゴ箱の上でバイト社員3人を前に、「うちはこれから豆腐屋になる」「??」「豆腐は一丁二丁・・・年商で一兆円はやるんだよ」で、翌日から1人を除いて全員辞めた。が、残った佐藤さん(15年前のベンチャー大学ゲスト)は着いていき、その後、新規事業の商業雑誌で10億円の大失敗するが、その穴埋めを必死で考え、フォーバル大久保さんと長距離電話の自動格安選択ソフト「αLCR」を開発で一気に借金を返済。人がしないことをやるベンチャー系には、躁体質は不可欠なのだ。


が、今書きながら気づいたが、当人にとって、それは単なるホラではない。



澤田さんは、起業前にドイツ留学の学生時代、現地ツアー代行や株投資で数千万円貯めていた。かつ、世界数十ヶ国に貧乏旅をしていた。そんな経験をした若者はそうはいない。旅関連で起業しようと思ったのは自然の流れ。その旅関連企業を調べると、例えばカードのアメックスのように、旅と金融のコングロマリットが既にあった。


孫さんも同じ。学生時代にアメリカでICやコンピュータやベンチャー山ほど見て知って、自らも自動翻訳機を開発してシャープの佐々木専務に1億円で売っていた。弱冠20歳前後で。そんな人から見れば、1兆円を超える事業を興すのは夢ではなく、実現可能な目標の一つに過ぎなかったのだろう。



■さて、問題はここからだ。ここまでは、自己啓発系の本ではよくある話。「だからあなたも叶わない夢はない」・・・と話は進む。ここに既存の本やセミナーの欠点がある。昨日も立ち読みで読んだアメリカの世界一?のコーチングとかいう、自己啓発オタク+夢見る夢子さん騙しの本を流し読みしたが、やはり同じことしか書いてない。それをパクった白豚外人のネットワークビジネス講演会にも出たが、やはり言うことは同じ。「想えば叶う」「やればできる」。



それは間違いではない。が、大半の人は間違う。「その過ちを繰り返してきたから、ボクは今、よーくわかるよ」と蔀さん。



彼らのカモは、運勢とか手相とかサイババとか占いとか血液型とかオーラとか超能力とか波動とかを信じるバカ女とオタク男。それが客層戦略。確信犯。出版社も同じ。前世とか守護霊とかスピリチャル系も最高のカモ。




つまり、依存心が高い人。努力でなく、人任せ、景気任せ、運任せの人。



言ってしまった(笑)



で、蔀さんと、言志四録 の話で盛り上がる。原理原則は200年前、1000年前と変わらない。いや、もっと前、2500年前のこの人 に行き当たるわけね。仁義。その弟子が性善説を唱えたわけね。へー、知らんかった。


で、近代では安岡さんに 行きつき、下界の細木数子 とへ続く。人に歴史あり。



で、その大元の真理は同じ?



最初から学ぶか、知らずにあれこれやってあとで気づくか。同時がイイね。なんも経験してなくて、お勉強ばっかじゃ飽きる。



蔀さんが盛んに「君子」が大事という。で、調べてみたら・・君子とは立派な人のことを云う。論語より。



君子として常に心掛けるべき九つのこと。見るときははっきり見る、聞くときはしっかりと聞く、顔つきはおだやかに、態度はうやうやしく、言葉は誠実で、仕事には慎重、疑問は質(ただ)し、怒りにはあとの面倒を思い、利益を前にしては道義を思う、の九つ。



なるほどね。目先の利益には意外に動じないな。俺は「利益」という言葉がキライだからな。利益=①ためになること。②儲け。①の他人のためにがイイね。儲け主義の商売人が見落としがちなこと。



が、言葉は誠実でないし、仕事もいい加減だし、怒ってばっかだし・・それでイイ。今は。悟ってはお終いだ。



「栢野さんも、そろそろヤルべき」


「何を?」


「これこれでこーゆー・・・」



なんと、漠然と考え、やろうとしていたことだ。なんどかブログにも書いている。自分でも想い、自分をよく知る人からも云われる。機は熟して来ている。やるか。いや、まだエラソウだな。そう云われることを気にしている自分がいる。が、やればいい。人生は短い。永い。



あの苦しみを転化した人 も、言志四録を日々勉強実践中。スゴイ!



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Posted by ベンチャー大学の栢野/かやの at 10:55│Comments(0)
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