2007年07月08日

南米のエクアドルで

南米のエクアドルで



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キトの広場の現地人



■2007年6/25 ぼくにとって91番目の国、エクアドルにいます。チリではスペイン人のような顔の人がほとんどだったのに、隣の国なのにみんなマヤ文明の子孫のような顔です。暑いのを予想してきたら、秋の感じで涼しいので驚いています。ぼくにとって旅行は考える時間です。どうしてエクアルドルはこうなっているのか?人々はどう考えているのか?知るためには様々なひとと接しようと思ってしまいます。それが感性を磨くことになっているんだろうし、これがなくなったら老化なんでしょうね。

ボヘミアンのぼくが旅行先に持っていくものは、なるべく切り落とし、切り落とし、カバンは国内の旅行と全く同じです。ちょっと分量が増えるのが本。それが荷物の半分です。それを読みながら、以下のものを確保しつつ元気にやっています。ぼくにとっては、あとは自分の創造性かな、それをかきたてるかは、僕次第。きっと、それがボヘミアンの生きていく条件なのでしょう
1、飯 2、宿 3、交通 4、通信

サンチャゴにいて、いろいろな種類を体験しました。例えば、移動手段では全部をやってみました。1、バス 2、地下鉄 3、シャトル 4、タクシー(これは2種類あって流しとホテル)

バスは安かった。空港まで実に300円弱(1時間近く走って)。シャトルだと1300円(これは6人くらいのやつで、目的のホテルまで連れて行ってくれる)、地下鉄は100円(これをマスターすると怖いものなし。いろいろ駅名で降りてみます。ともかく目的はないのですから)、ホテルのタクシーは高くて、すぐ近くまでで1200円、流しは400円程度。
この4種類を使いこなすのに48時間はかかった。丸2日ですね。自分でも思うのだが、ここらの順応性は高い。もう、チリで生きていけそうです。

食事も宿もピンキリで体験。安いところの良い点は庶民の生活が見えること。英語も通じないし、治安も悪そうだし、そりゃ大変だけど、スペイン語でなんとかコミュニケーションをとろうというのも楽しい。安宿には必ず、オバチャンがいて、これがうるさい。「今日は日曜?」なんて聞くと、カレンダーを出してきて、曜日をスペイン語で教えてくれる。覚えるまで許してくれません。インターネットはどこでもできた。日本の田舎よりだいぶ便利で進んでいた。

国という単位でモノを考える部分はどんどん減ってきているのかもしれない。格差って、結局、そういう意識が作っている部分が大きいように思う。日本が世界で普通に生きていこうとすれば、世界の個々人との共感部分をどう増やすか?君らの時代には、どうしても、そういう視点での教育が必要だね。中国のような国もきっと、そうなる。国家が動かす部分はあの国でも減っていくと思うよ。世界の人々にどれだけ共感してもらうものを提供するか?分かってもらうか?例えば、その隣組の地域では分かってもらっても、世界から笑われてしまうことをしたり、言ったりしていては世界から誰も来ないよね、そんなところに。



青年の家で斉藤や良太が書いている教育論ももっと、そういう視点をどう取り入れるかを議論したいと思った。「次世代への教育」とでも言おうか?そこで優位性を持てば、日本という単位で生きていくことを考えなくていい。そんな人材つくりかな。

まあ、最後は硬くなったが、好きにやって周りが認めざるを得ない人間作り。迷惑をかけなければなんでもあり、その足を引っ張らない地域、家庭、学校、そして、国つくりかな。「私たちは世界で、地域でそれを阻むものと戦います!」なんていう世界戦略をやっても良いかも。日本は金があるんだから。そういう学校を世界に作っちゃうとか。
「シニア、世界へ、学校作り」斡旋コンサルタントなんて面白くない?フィリピンや台湾で日本人シニアの受け入れに本腰とか書いてあったが、「暖かいし看護婦もいますよ」ではなく、死ぬまでそんな人材を育て、世界に貢献しようとするオジサン、いると思う。それの活用をしてみるか。



資金ゼロでも独立・開業できる本君はいつでもはじめられる―自分を活かすために「働く」ということすべては捨てることからはじまる―自分らしく働く起業という方法人生のレールを乗り換えてみる いま、生き方再生の知恵とは / 片岡勝/著  儲けはあとからついてくる 片岡勝のコミュニティビジネス入門 / 片岡勝/著  



以上は私の師匠の一人、「食えるボランティア事業」の提唱+実行者で民間NPOみたいな元祖の「市民バンク」等のプレスオールタナティブ代表の片岡さん60歳から届いたメール。かっこいいオヤジだ。チョイ悪シニア。ワルのかけらもない人だが。俺はもうちょっとこういう人を見習わねば。穏和に。インタビュー記事



ベンチャー大学で講演 現在は世界の若者支援・ソーシャルキャピタリスト


Posted by ベンチャー大学の栢野/かやの at 11:12│Comments(0)
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