2008年03月15日

山頭火の人生

山頭火の人生

恩讐の彼方に ★下のブログの瀬戸内寂聴物語同じ気持ちで、今、西日本新聞夕刊連載の「恩讐の彼方へ」を読んでいる。



「恩讐の彼方へ」・・



言葉は前から聞いていて、「恩とか復讐とかいう気持を越えて」かどうか知らんが、その対語に魅力を感じる。恩讐・・それはオレが親に対する気持と同じ。・・・・「文芸春秋社」創立者・菊池寛の小説とは知らなかった。有名な大分の「青の洞門」=江戸時代に30年かけ、通行の難所にトンネルをノミで掘った実在の禅宗坊さんがモデル。小説では、殺人を犯した主人公が、世間への罪の償いでやったとあるが、実際はボランティアでやったという。事実も小説も素晴らしい。オレが「懺悔の生活」に入るのはいつだろう。恩讐の彼方へ








野茂の記事 大リーグをクビになった野茂の近況記事。39歳だが諦めず、格下の中南米リーグから再起を目指す。素晴らしい。右上の松坂は写真入りで大きいが、その下の野茂は文字だけで小さい。桑田のように復活特集を組んでくれ。先駆者なのだから。不屈の人生履歴








道元 なぜか自宅にあった。随分前に、ブックオフで買っていた。そろそろ読むか。そういう時期だ。道元を自分のものにした相田みつをの影響だ。作者は100歳も近い南無の会・松原泰道さん。般若心経解説の大家。以前会ったとき、懺悔を告白したところ、手帳に「如在 いますがごとく」と書いてくれた。「お母さんは常に、あなたの傍らにいますよ。また、仏壇などにはそう接しましょう」とのこと。同席した一風堂の河原さんは、「諸行無常>有恒=変わらないために変わり続ける」の意味を教えてもらって感激していた。




如在(にょざい)とは どこかの坊さんのHPより





いますがごとく」であります。何がいますがごとくでしょうか。仕事柄(坊さんですから)、ご先祖のご供養を行うご法事を勤めさせていただきます。そのご先祖が、施主家の方々から見て、父であったり、母であったり、おじいちゃん、おばあちゃんであったり、それぞれです。仏壇の前にはお膳が供えられています。もちろん、ご先祖へのお供えであります。飾りではありません。ご法事も飾りではありません。年忌が当たっているから、しかたがないので法事をしなければならないという方もおられるようですが。

種田山頭火
(下記参照)が詠んだ句に

「うどん供えて 母よ私も いただきまする」

があります。意味は、読んだままですが、もっと一緒にいたかっただろうな。一緒にうどんを食べたかったんだろうなという気持ちが伝わってきます。山頭火の母は彼が少年時代に自殺したため、特に彼の母に対する思いはきっと深かったと思いますので、特に気持ちが伝わってくるのです。この気持ちは、少なからず皆さんにありますね。子供を思う気持ちは親には誰しもあるもの。




最近、幼児虐待のような話もよく耳にします。まことに残念です。しかし、その親たちも、子供を思う気持ちがまったく無かったとは思えません。子供を思う気持ちは全ての動物に共通するものでしょう。


しかし、親を思う気持ちを持っているのは人間だけではないでしょうか。そのすばらしいものを持っている人間に生まれることが出来た喜びを感じる場がご法事であります。亡くなったとはいえ、今、ここに、父、母がいますがごとくの気持ちでお膳を供え、ご供養をしたいものです。







種田山頭火 (たねださんとうか)

明治15年(1882)-昭和15年(1940) 57歳 山口県防府市の素封家の長男として生まれる。10歳の時に実母が自殺、その死体を目撃する。早稲田大学を中退後家業の酒屋を継ぐが失敗して破産、妻とも離別し、曹洞宗禅僧となり出家行脚し、行乞放浪の生活を淡々と句にし、生涯約八万四千句を詠んだといわれている。



なんとここに山頭火と曹洞宗が出てくるとは・・・ウツの時代にはまって読んだ。家庭環境や人生が似ているなと。やっぱ、オレは曹洞宗=禅宗の創始の地・中国少林寺へ行かねば。



しかし、イイねえ。山頭火も瀬戸内寂聴も恩讐の彼方への主人公も、どうしようもない人間だったのだ。



人生は逆転できる!



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Posted by ベンチャー大学の栢野/かやの at 19:16│Comments(0)
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